触覚と痛覚を同時に与えた場合、痛覚がおさまることは科学的にも証明されていて、お母さんが子どもの痛いところをさするお手あてがそうですよね。また、著書”どうでもいいことで悩まない技術”にはお母さんの愛情がとても重要だと言っています。
あるMRIを使った実験で被験者に強い刺激を与え、痛みに関連する部位が大きく活動し「痛い」という反応をします。次にこの被験者の配偶者や恋人に付き添ってもらい手を握ってもらい痛み刺激を与えるとどうなるか。痛みに関する脳活動が低下し被験者の「痛い」という自覚が弱くなったそうです。愛情は痛みをやわらげるためにはとても重要な役割を持っていて大切な人がそばにいるだけで、手を握ったり声をかけたりするだけでつらい痛みが軽減される可能性があるそうです。
これは痛みだけではなく、家族やパートナーが悩んでいるときにはただそばにいてあげる、話を聞いてあげるなど、「大丈夫だよ」という安心感を与えてあげることで悩みが解消されていく。「帰りたくなるような家」があれば、人は多少つらくても仕事などを頑張れると言っています。安心できる居場所がある状態、それは人間の心をおだやかに、行きやすくしてくれるのではないでしょうか、と締めています。
この通りです、子どもも大人もみんな一緒。強がっている人こそ愛情がほしいと言っているのです。もしもこの子なんとなくさみしそうだなーと気づいたら声をかけてあげてください。反応はどうあれ私はコミュニケーションが生まれたことがいいことなのではないかなと思っています。
私の知り合いでなんとなくさみしそうだったから奥さんを選んだと言っていた人がいて、感激したことを思い出しました。いいですよねー♪
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