根本的なこと

以前も書いたと思います。市内の子ども支援センターに勤めていた時の先輩が元小学校の校長先生でした。担任を持っていた時のクラスで不登校の子がいてこの時に先輩がどう対応をしたのかを聞きました。

子どもたちには、一人でもクラスに馴染めない子がいるということは本当のクラスではない(言葉は違うかもしれないですがこの様なニュアンスでした)と伝えたそうです。彼がクラスにいられるように担任、子どもたち、もちろん学校も対応をしました。彼はその後、学校に通えるようになったそうです。

昨日、街路樹が倒れてきて死者が出たニュースを見ました。仙台でも同じようなことが過去にあり、でも死者も車もみんな無事だったそうです。この後の対応が素晴らしくこの様な事態をまた引き起こさないように何万本もある街路樹にIDをつけて市や地域で管理したそうです。教訓にしたのです。

人間と街路樹の話は別々の話ですが、危機管理と言う意味では同じ事のように私は感じています。これ、ちょっと変だな、違和感があるなと気づいた時にどのように行動するかが改善への道だと思っています。