🏫先生方が時間の余裕がないがために子どもたちに優しくしてあげられない、褒めてあげられないと嘆いていました。本当にそうですよね。家庭だって余裕がないとしてあげられないのです。人格も変わってしまったーー💦とまで先生は言っていました。
以前から教育現場の多忙さは知っていましたが自分が実際現場で見て感じたこと、先生たちの話を聞くととんでもないほどの業務量や悪循環システムが存在していることがわかりました。
ある先生は配属された学校の家庭科の先生が人事ミスでいなかったために家庭科を15クラス、一年間教えていたそうです。この先生は数学担当で数学のクラスも持ちながら担任もしていたのです。教員は県職なのでこれは県の人事ミスであり、とんでもないことで教わっている子どもたちにもとても影響があります。これだけではなくギリギリまで人事が決まらず4月になってから引き継ぎをすることもザラだそう。
新潟県は教師が新潟大学と上越教育大学のどちらの出身かで派閥があるのです。ある先生は勧誘を何度も断っていると言っていました。
アメリカなど海外では分業化をしており先生の負担をもっと減らすことはできると思います。日本の先生は子どもたちのメンタル面を見るカウンセラーの役もしなければいけないと現役の先生が嘆いています。
教師を志す人も少ない、二年以内に離職する若い先生が非常に多いことなど。国は本当に、本当に!!誠実に考えなければこの状態は続いていくと思います。
人間、余裕がないといつもの自分の考え方ができなくなることがあります。元の性格もありますが、環境は人を作ります。もしクラスや部活動で暴力が起きていると暴力的な人間が形成される可能性があります。
学校だけでなくここ数年政治、エンターテイメント界の不祥事が多々あります。過去に見過ごしていた、積もり積もったことが今噴出しているのです。また、若者の凶悪犯罪も増えています。
いろいろなことを根本から見つめ直す、変えていく時なのだと思います。
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