意識を変える

この前の勉強会の内容を書きます。


ヒプノセラピーの実習で幼児期退行とハイアーセルフをしました。

まずテーマを決めるのですが幼児期退行は "本当はできたことなのにできないと決めつけていた過去” をお題にしました。イメージの中で過去に自信がなかったことで諦めてしまったことがある場面へ行き、出てきたのは高校の頃所属していた書道部の教室でした。

私は仲の良い部員の子と長い半紙に課題の書を書いていました。私は長い半紙が苦手で集中力を保つことが難しく、嫌々書いていました。隣りでは部員Mが上手に書いていて羨ましく思っていました。嫌だと感じていることを吐き出し、このように思うきっかけとなった過去の出来事があるか更に退行していくと、そこは中学二年生の教室でした。

私は大人数の女子のグループにいて一人ずつグループを抜けていく状況に嫌気がさしていました。嫌気はあるけれど嫌だ、ダメだと言えない自分。結局、自分の番になりグループを抜けました。体調が悪くなり一日だけ学校を休んだ時にグループのリーダー的存在の子たちから電話が来て、謝罪され学校に来てと言われました。次の日は私と同じグループを抜けた子たちが迎えてくれ、リーダーの子たちも話しかけてきたという実際あった話なのですが、この場面が潜在意識から出てきたということはまだ何かが自分の中で引っかかっていることがあるという意味なのです。

私がここで感じていたことは ”大人数でいることが面倒くさい、グループでいなければいけない葛藤、もっと自由に楽しみたい” などでした。

私のテーマは "本当はできたことなのにできないと決めつけていた過去” です。できなかったことは嫌だと思っているグループにどっぷりつかり、他に手段はないと諦めていた自分です。学生の頃、特に女子は誰かといないといけないメンタルに陥りやすいと思います。男子は平気で一人でいたり群れなくてもOKですよね。本当に羨ましかった...

イメージの中でグループを抜けていく友だちたちに何もできなかった自分も共犯だったと反省し、一緒にいてくれた友だちに感謝をしました。心を許せるクラスメイトはいなかったので書き換えはせずに先ほどの書道教室に戻りました。

書道教室での私は集中できる半紙で書く自分がいてとても楽しそうな状況に変わっていました。

この様にネガティブだったイメージをポジティブまでいかなくても、良いイメージに変えることで少しずつですが自分の思考が変わっていきます。こんなことをして何になるの?良くなるの??と私もずっーと!!思っていましたがイメージの中ですのでいくらでも変えることができ、自分の思い方次第で現実を変えることができます。

原因が相手のせいであることも多々!!ありますが、いくら言っても変わらない相手を変えることは残念ながら難しいことです。ですので一番の早い方法は自分が変わること、自分の思い込みや思い癖を変えること。自分を苦しめているものは自分の考え方のせいなのだと気づくことです。


私はすべては自分の意識を変えることに尽きると思います。長く脳に(詳しくは海馬という部分)こびり付いている嫌だった思いを開放し、当時本当はこうしたかったというできごとに書き換え、これからはこう生きていくのだと新しい決断をする。これらは脳の中の潜在意識で行うことがBESTで、この工程を繰り返すことで脳の思い方の訓練をします。潜在意識では普段意識することができない深い心理を呼び起こすことができます。

いつのまにか過去の思い癖が、新しい考え方に変わっている時が来ます。


KEIKOさんにAIさんは当時気心を知れる友だちがいなかったのね、自分でいられなかったのよねーと言われました。その通り!!で、学生の頃自分のことを腹を割って話せるような人はいませんでした。

でもいいのです、今私は気楽に付き合う方ばかりです。学生時代が闇であったとしても大人になってから自分の理想の付き合いがいくらでもできます。知識も環境もそうですが学生の頃は世界が狭いのですよね。大人の方が行動できる範囲が広く選択肢が広がります。

でもこんな経験をしている私だから大人になる前の学生時代も良い時間を過ごしてほしい。気持ちを出せる場所が増えたらいいなーって思います。


ハイアーセルフには自分の人間性を高めるにはどう行動すればいいか聞いてみました。できることを一生懸命する、向上心を持って学び努力することを胸に頑張りたいと思います😄



気持ちのいいサウンドです^^